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メール送信が急にできなくなってしまったという時の対処方法

ある日突然メールが送信できなくなってしまったという場合、以下の原因が考えられます。
以下のケースはこれまでにサポート宛てにご相談いただいた実際にあった例を元に説明しています。
それぞれの原因により対処の方法が違うので、どのケースに該当するか調べてから対応してみてください。
以下はここ最近の問い合わせの多い順に説明しています。


  1. プロバイダがOutboundPort25Blocking(自社以外のメールサーバーからのメール送信の禁止,OP25B)を開始した。(質問頻度 
  2. プロバイダから自動的に割り当てられているグローバルIPアドレスがSPAM送信者のブラックリストに載せられてしまった。(質問頻度 
  3. パソコンのファイアウォール設定が何らかの理由で変わってしまい、送信をブロックしてしまっている。(質問頻度 
  4. ルーターなどの接続機器に異常が起きている。(質問頻度 
  5. ネットワークインターフェース(LANボード、LANカード)が壊れている(質問頻度 極めてまれ
  6. 独自ドメイン利用の場合でメール送信ができず、独自ドメインの自分のホームページも表示されない。(質問頻度 

  1. プロバイダがOutboundPort25Blockingを開始した。
    国内大手のプロバイダの多くはSPAM対策のひとつとして、OutboundPort25Blocking(OP25B)を開始しました。
    OP25Bというのは接続プロバイダ(ISP)が自社のメールサーバー以外(レンタルサーバーのメールサーバーなど)からのメール送信をポート制御によりブロック(25番ポートを外部ネットワークから遮断)することにより、自社のメールサーバーを大量メール送信の踏み台サーバーにされないようにすると言うものです。
    ISPによりOP25Bが開始されると、これまでのメールソフトの設定方法ではCHAT-JP.COMのメールサーバーからのメール送信ができなくなります。
    一般的にプロバイダはこのシステムの運用を開始する前にユーザーにメールで通知を行っています。
    WEBサイト上の会員専用のサポートページの中で解説しているところも多いようです。

    OP25Bが開始された場合の基本的な対処方法としては


        のどちらかになります。

    現在このシステムを適用している主なプロバイダは以下の通りです。(2007/10/24時点)

    ・YahooBB 設定方法: https://ybb.softbank.jp/support/trouble_shoot/other/mail_send/05.php
     OP25Bメール送信規制: https://ybb.softbank.jp/support/utility/op25b/index.html
     実施スケジュール: https://ybb.softbank.jp/support/utility/op25b/schedule.html
     OP25B詳細について: https://ybb.softbank.jp/support/utility/op25b/detail.html
    ・WAKWAK 設定方法: http://www.wakwak.com/info/setup/mail/port25/index.html
    ・ぷらら 設定方法: http://www.plala.or.jp/access/study/faq/ser/mail/index.html
      ポート587設定  http://biz.plala.or.jp/support/manu/mail/smtpauth_port587.html
    ・NIFTY 設定方法: http://support.nifty.com/support/manual/mail_set/mail/op25b_check_oe.htm
    ・So-net 設定方法: http://www.so-net.ne.jp/option/mail/op25b/howto/index.html
    ・Biglobe 設定方法: http://support.biglobe.ne.jp/settei/mailer/587port.html
    ・DION  対処方法: http://www.dion.ne.jp/security/outboundport25.html
    ・SANNET お知らせ: http://www.sannet.ne.jp/mail/port25.html

    CHAT-JPのメールサーバーでは587番ポートによるメール送信が利用できるように設定を追加しています。
    いくつかのプロバイダで動作を確認済みですが、パソコンにウイルス対策ソフトのパーソナルファイアウォールがインストールされていたり、WindowsXPのファイアウォール機能などでブロックされていると587番ポートでの送信がうまくいかないことがあるようです。
    もし送信ポートの設定を587に変更しても送信できない場合はパソコンにインストールされているウイルス対策ソフトやWindowsXPのファイアウォールの設定を見直してみてください。
    OutLookExpressの設定方法: http://www.chat-jp.com/support/howto/mail/oe.html

    OP25Bが開始されたことにより、国内のプロバイダのサーバーや回線を経由したSPAMメールは確かに減少しましたが、その反面で中国や韓国などのメールサーバーを経由したSPAMメールが激増しました。
    これはSPAM送信者が海外のメールサーバを使用するようになったためと思われています。
    結果的にOP25B規制開始以前よりSPAMメールは増えているように感じられます。
    すべてのSPAMメールをブロックするのは難しいですが、海外を経由したメールにはSpamasassinがかなり有効に機能するようです。
    Spamasassinでは自動判定により自動削除されてしまうため、重要なメールを受信するメールアドレスには使用しないほうが安全ですが、メールマガジンの受信専用などに使用しているメールアドレスではSpamasassinを使用するべきかと思います。
    Spamasassinはメールフィルター設定をご依頼いただくことにより、サーバー側で設定できます。

  2. プロバイダから自動的に割り当てられているグローバルIPアドレスがSPAM送信者のブラックリストに載せられてしまった。
    CHAT-JP.COMのメールサーバーではSPAM送信者のIPアドレスが登録されているブラックリストを参照して、SPAM送信者から送られてくるメールを受信しないようにブロックしたり、SPAM送信者がメール送信をしようとしている場合にブロックしています。
    もし、プロバイダから自動的に割り当てられているIPアドレスがブラックリストに登録されてしまうとCHAT-JP.COMのメールサーバーではメール送信時に送信をブロックしてしまいます。
    ブラックリストに載せられてしまったことによりブロックされてしまった場合は以下のようなエラーがメールソフトのエラーとして表示されます。
    「受信者の 1 人がサーバーによって拒否されたため、メッセージを送信できませんでした。 拒否された電子メール アドレス : -------------- 件名  'hogehoge', : 'アカウント名', サーバー : 'サーバー名', プロトコル : SMTP, サーバーの応答 : '451 Blocked - see http://www.ordb.org/lookup.cgi?ip=xxx.xxx.xxx.xxx', ポート : 25, セキュリティ (SSL): なし, サーバー エラー : 451, エラー番号 : 0x800CCC79」

    ※ ip=xxx.xxx.xxx.xxx' はプロバイダからパソコン(ルーター)に割り当てられているグローバルIPアドレスです。
    ※ http://www.ordb.org/というのは不正中継ホストデータベースのサーバーです。(参照されるサーバはいくつかあるので変わることがあります。)

    プロバイダから自動的に割り当てられるIPアドレスは、DHCPサーバーというサーバーにより1〜2日に1度自動的に変わるようになっています。
    接続機器をリセットしたり、再起動した場合にも割り当てられるIPアドレスは変わる場合があります。
    したがってこの場合の対処方法としては以下の3つです。

    どのようなときにブラックリストに載せられるかというと、プロバイダから自動的に割り当てられたIPアドレスが以前の使用者(あなたの前に割り当てられていた人)がSPAM送信目的で使用されていたようなときです。
    プロバイダ側でSPAM送信者を規制していないとそのプロバイダのIPアドレスは次々とブラックリストに登録されていってしまいます。
    プロバイダ自身が何らかの規制をかけなければ、最後にはそのプロバイダの持っているIPアドレスはすべてブラックリストに登録されてしまいます。
    送信メールサーバーをプロバイダのメールサーバにすることでとりあえず送信はできるかもしれませんが、プロバイダが対策をせずに放置しておくと、最終的にはそのプロバイダを経由して送信されたメールは送信相手に届かなくなってしまう(受信側で拒否されてしまう)ということになるかもしれません。

    最近はStormWormと呼ばれるワームの感染により、本人の意思に関係なくPCが勝手に大量に迷惑メールを送信すると言うケースが増えています。
    ワームに感染したPC(IPアドレス)は容赦なくブラックリストに載せられてしまいます。
    アンチウイルスソフトなどにより感染は回避することができますので、自分だけは大丈夫などと思わず、必ずアンチウイルスソフトを入れるようにしましょう。
    StormWormのようなワームに感染してしまうと、大勢の人に多大な迷惑をかけることになることになります。
    CHAT-JP.COMではNOD32というアンチウイルスソフトを推奨しています。
    http://canon-sol.jp/product/nd/(Amazonなどで割安で購入できます)
    無料体験版もありますので、アンチウイルスソフトを導入していないの方や他社製品でトラブルの経験のある方は試してみてください。



  3. パソコンのファイアウォール設定が何らかの理由で変わってしまい、送信をブロックしてしまっている。
    パソコンのファイアウォール設定などにより、メール送信ができなくなてしまったということがあります。
    ファイアウォールの設定を誤って設定してしまった場合や、ウイルス対策ソフトの自動アップデートを行った場合にアップデート版の不具合が原因となっていることが多いようです。
    複数台のパソコンをお持ちの場合にあるパソコンからは送受信できるのにあるパソコンからのみ送受信がうまくできないといったケースがこれに該当します。
    まったく影響を受けていないパソコンや新規インストールしたパソコンなどがあればそのパソコンにメールの設定を行って、正常に送受信ができるかテストしてみてください。
    対処方法としては

    ということになります。


  4. ルーターなどの接続機器に異常が起きている
    ルーターのようなネットワーク接続機器は長い間稼動させっ放しにしておくと、一部の機能に異常が起きてしまい、正常に機能しなくなることがあります。
    よくあるケースとしては特定ポートだけが突然使えなくなってしまうというものです。
    メールだけが使えなくなるケースやFTPだけが使えなくなるケースなどさまざまです。
    この場合の対処方法は
    ということになります。
    ハブなどを使用してさらに複数のパソコンを接続している場合はハブの電源も切/入して立ち上げなおした方が無難です。



  5. ネットワークインターフェース(LANボード、LANカード)が壊れている
    パソコンに付けている(オンボードで付属している)LANのインターフェース(デスクトップはLANボード、ノートPCはLANカード)に何らかの異常が起きると特定のポートの通信のみできなくなることがあります。
    まったく通信ができなくなるようなケースは簡単に原因がわかりますが、特定の通信のみができなくなるようなケースでは原因を特定するのが困難です。
    パソコンにオンボード(取り外しができないもの)で付いているようなLANインターフェースの場合はメーカーに修理を依頼するしかありません。
    とりあえず逃げる方法としてはオンボードのLANインターフェースをBIOSで機能しないように設定して、電器屋で後付けのLANカード/LANボードを買ってきて取り付けるという方法があります。
    メーカー修理に出すと最低でも2週間は戻ってきませんので、急ぐ場合などはこの方法を試してください。
    最初から後付のLANボード/LANカードを使用している場合は代わりの製品を用意して交換してみてください。
    特殊な例としてはLANボード/LANカードのデバイスドライバ(*.vxd)が何らかの理由で壊れてしまったというケースです。
    この場合はデバイスドライバを再インスト−ルすることで直ることがあるようです。

    要約すると、対処方法は以下のとおりです。


  6. 独自ドメイン利用の場合でメール送信ができず、独自ドメインの自分のホームページも表示されない
    このケースは独自ドメイン利用の場合にのみ起こりえます。
    対処方法は以下のとおりです。

    ドメインの有効期限はWhois情報を確認することで確認できます。
    Whois情報の参照先はドメインの種類によって異なります。
    .com,.net,.org,,.info,.biz,.ccなどは
    http://www.internic.net/whois.html
    で確認できます。
    一部のドメインはそれぞれのレジストラ/レジストリでなければ確認できないものがあります。
    海外レジストラのWhois
    Enom,.Inc(ValueDomain、ムームードメインなどが利用)      http://www.enom.com/domains/whois.asp
    OnlineNIC(主に個人のドメイン取得代行サービスなどが利用)  http://www.onlinenic.com/whois/index.php
    OpenSRS(主に個人のドメイン取得代行サービスなどが利用)  http://www.opensrs.org/cgi-bin/whois.cgi

    gTLDドメイン以外のレジストリのWhois
    .TKドメイン   http://www.dot.tk/
    .WSドメイン http://whois.samoanic.ws/whois.dhtml
    .NAMEドメイン  http://whois.samoanic.ws/whois.dhtml
    .NUドメイン http://www.nunames.nu/
    .STドメイン  http://www.nic.st/whois.php
    .TVドメイン  http://www.tv/
    .TOドメイン  http://www.tonic.to/whois?

    ドメイン有効期限に問題の無いステータス
    Status: ACTIVE (国内レジストラ利用時の正常ステータス)
    Status: REGISTRAR-LOCK (海外レジストラなどを使用している場合の移管禁止のロック状態)
    Status:CLIENT TRANSFER PROHIBITED  (海外レジストラなどを使用している場合の移管禁止のロック状態/ORGドメインなど)
    Status:CLIENT LOCK (海外レジストラなどを使用している場合の移管禁止のロック状態/INFOドメインなど)

    ドメイン有効期限が切れてしまっている場合のステータス
    Status: REGISTRAR-HOLD  (料金支払い待ちの保留状態)
    Status: REDEMPTIONPERIOD (更新されなかったために消滅待ちの状態となっている)

    削除済みドメイン名のための請戻猶予期間(JPNICの解説ページ)
    http://www.nic.ad.jp/ja/dom/gtld-policy/rgp.html



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